よくあるご質問:「ステンレス鍋」
- Q.取扱説明書に「調理後は内容物を保存しないでください」と書いてあるのはなぜですか?
- 『家庭用品品質表示法』に表示が義務づけられています。調理後は内容物を保存しないでください。ふっ素樹脂加工の劣化やはがれの原因になりますので他の容器に移してください。
- Q.ステンレスはサビないと思っていたのに、サビてしまいました。
- サビの原因は表面の被膜が破壊された事によるものです。・鉄やアルミニウムなど異なった素材が接触した状態が続いた事。・塩分や酸などが付着したままの状態が続いた事からサビが発生してしまいます。
- Q.台所用洗剤で洗ってもきれいにならないです。
- 油汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダの使用をお勧めします。
- Q.内面が虹色に変色してしまいました。
- 水の中に含まれるイオンや鉄・銅が水の蒸発によって表面に付着して虹色に見せる現象です。比較的新しい状態で起こりやすい現象であり、商品自体が変色(変質)したものではありませんので安心してご使用ください。
- Q.青茶色や白色した付着物が現れてきました。
- これは「孔食(こうしょく)」と呼ばれるサビの現象であり、侵食すると陥没して最後には穴があいてしまいます。塩分や水道水に含まれる鉄分・カルシウム・塩素などが付着する事によって引き起こされてしまいます。
- Q.火にかけたら鍋底が変色しました。
- ステンレスが焼けて熱変色している状態です。
- Q.蓋のつまみ裏側にサビのような痕があります。
- 熱変色によるもので、サビではございません。安心してお使いください。
- Q.料理をしたら内面が黒くなりました。
- 食材に含まれているタンニンがステンレスの主成分である鉄と反応して黒く変色したものです。身体に害を及ぼす事はございません。安心してお使いください。
- Q.ステンレス鍋の焦げ付きを落とすにはどうしたら良いですか?
- 1、お湯に浸して焦げを柔らかくして取り除く。2、重曹やクエン酸を使用する。3、メラミンスポンジやクリームクレンザーを使用する。4、直射日光にあてて焦げた部分を乾燥させる。※クリームクレンザーを使用する際は、丸めたラップにつけて軽くこすり取ってください(ナイロンスポンジよりも効果的です)。
- Q.鍋の蓋がとれなくなりました。
- 鍋の中が低圧状態になっているためです。極弱火で加熱してください。加熱する事で鍋内の空気が膨張しますので蓋を簡単にとる事が出来ます。
- Q.鍋のふちにサビが出てきました。(三層鋼製品)
- 鍋ふちの折り込まれている部分は材料の切り口がありますので鉄サビが発生しやすい場所となります。(*1)
- Q.何度拭いても黒い汚れが付いてしまいます。これは何ですか?
- 2つの事が考えられます。1、ステンレス表面の「酸化被膜」を強く擦ってしまいますと黒く付着する場合がありますが衛生上の問題はありません。2、研磨加工時に残ったステンレス微粒子と考えられます。台所用洗剤でよく洗い流してください。
- Q.鍋に油を入れたら火柱が立ち上がりました。
- 天ぷら・揚げ物専用鍋以外は、天ぷら・揚げ物料理には使用しないでください。油温が200度以上になりますと発火して火災の危険があります。
- Q.内面に白い斑点やシミが発生しました。
- 付着物は水に含まれているマグネシウム、カルシウム、鉄などのミネラル成分ですので安心してお使いください。